【斎藤一人】神様が加担したくなる人とは?

神様は諦める人生を望まない
一人さんは言います。
「ポーカーをやる時最初に配られたカードがひどいカードだったとする。
その時、こんなカードじゃ勝てっこないよ、と思う人がいる。
勝てっこないって最初から勝負を投げちゃったらどうなる?
もうその時点でゲームは終わりだよね。
人生もそれと一緒なんだ。」
そうです、ゲームが始まる前から人生をあきらめてはダメ。
- 貧乏だからダメ
- 学校の勉強ができないからダメ
あきらめさせるようなことを言う人は確かにいます。
でも、私たち人間をここに生かしてくれている神様はあきらめる人生を望んでいません。
最初に配られたカードに文句を言わず、これで最善を尽くす。
自分に与えられたものを生かそうと努力する。
この環境でどうしたら自分がもっと楽しく幸せに生きられるか。
それを考え、努力する人に神様は幸せに向かう階段を出してくれます。
そこがゲームと人生の違うところなんです。
神様が加担したくなる人とは?
生まれてくる前、私たちはお空の上で神様と相談しながら、
「次は私、こういう人生を送りたいです」
と、大雑把なストーリーを決めてきます。
例えば、
「病弱で学校の勉強が苦手、という設定にしたいということなんだけど。それで楽しくやれる?大丈夫?」
神様にそう言われても
「はい、大丈夫です」
私たちは、自分の意志でこの人生を選びました。
「私はここから自分の人生をよりよくしていきます。光の国に帰ってきた時に楽しく生きて幸せでしたと報告できるような人生にしてきます」
神様とそんな約束をして私たちは生まれてきたのです。
それを忘れて、「この親じゃダメ」とか、「お金持ちの家に生まれたかった」とか、人生にダメ出しをして夢と希望と光を持てない人に神様は味方をしてくれません。
神様が味方したくなるのは、
- ここから良くしていこう
- 楽しく幸せな人生を自分は送るんだ
って一生懸命な人なんです。
最初に配られたカードとは、
- 日本に生まれた
- この親の元に生まれた
とか、持って生まれたもの。
持って生まれた体質、性質、親、兄弟姉妹、育った環境など神様があなたのために与えてくれたもの。
それに対して例えば同じ「お金持ちではない家に生まれた」としても、お金持ちではないから「自分はお金持ちになるんだ」と言うとそういう人生になります。
逆にお金持ちではないから「ダメだ」と言っていると、そういう人生になります。
だから、自分に与えられたカードに文句を言ったり否定するのは止めた方がいい。
人間は本来、「自分はここから上がっていきます」って、一歩一歩前進していくように創られているんです。
ただ、そういう肯定的な人生を送ろうと思ったら、配られたカードをどう捉えるか。
大富豪になった人は、ほぼ全員お金持ちではない家に生まれました。
ということは「自分もお金持ちになれる」とか、自分の気持ちが下がらないような解釈がどれだけできるかどうかです。
「今までの人生は不幸続きだったからこれからの人生は誰よりも幸せになれるんだ」
とか、自分の心が楽しく前向きになるような解釈がどれだけできるかで成功できるか否かが決まります。
一人さんは言います。
自分に与えられたものをよりよく解釈して前に進もうとする人は、たとえツイてない環境から人生がスタートしたとしてもツイてる人生になっちゃう。
これは神がやっていることだから絶対に間違いはないの。
この世の法則だから、世界中どこでやっても同じ結果が出るよ。






