【人間関係】潜在意識の法則を理解して嫌いな人を気前よく許そう
本記事は、許せない人がいて悩んでいる人のために書きました。
自分を好きになることは幸せへの第一歩
人間関係に関する言葉
私たちが社会生活を送る上で避けて通れないのが、周囲の人とのコミュニケーションです。
これが上手くいっている人は、多少収入が少なくても幸せだと言う人もいるぐらい大きなポイントです。
このことは逆にどんなにお金が潤沢にあっても、人間関係に問題を抱えているとその人生は決して幸せとは言えないということになります。
私は、あの人をすっかり許します。
あの人は自由であり、私もまた自由です。
あの人を祝福します。
あの人に幸せが訪れますように。
私は、とても自由です。
誰かに傷つけられた時、その傷が大きければ大きいほど相手のことを許すのは難しいものです。
ところが、潜在意識には主語がないため他人を憎悪することはすなわち、自らを憎むことに等しいことになってしまいます。
日本の「人を呪わば穴二つ」という諺は、まさに潜在意識の法則を言い表わしています。
これではいつまで経ってもあなたの元に幸運は訪れません。
それよりも、気前よく相手を許してしまい自由に好きな願望を潜在意識に送り込んだほうがよほど幸せになれます。
私たちは、百人力の潜在意識に守られているのですから大丈夫。
気持ちを穏やかにしてリラックスし、そして相手を祝福するのです。
こうすれば自分自身の幸福を願うのと同じですから、祝福に値する素晴らしい幸運がもたらされることでしょう。
どうしても憎しみが消えない場合は、思い出す度に何度でも祝福するのです。
そのうちに嫌な記憶は色あせて消え、憎んでいた相手のことも思い出さなくなるはずです。
残るのは、あなたの祝福だけなのです。
私は、すべての人たちに分け隔てなく愛を込めて平和と親切な心を降り注いであげます。
私は、すべての人と良好な関係を築くことができるのです。
これは「誰に対しても平等に愛を注ぎなさい」ということですが、文字通りに解釈すると、成人君主でもない限り無理な話だと思うかもしれません。
では、「いつも自分に愛を注ぎなさい」と言われた場合はどうでしょうか。
これなら、多くの人が問題なくできると思います。
マーフィー博士の言わんとするところは、実は後者の方なのです。
自分のことが嫌いだと言う人は、大抵の場合あまり幸せではありません。
かけがえのない自分を好きになることは、幸せへの第一歩です。
他人を愛せないと感じれば、それは自分を愛せないと潜在意識に刷り込むのと同じこと。
反対に他人を愛するのは、自分を愛することに他なりません。
すべての人を愛しなさいというのは、あなたに成人君主になれと諭しているのではなく利己的でよいと言っているのです。
全部自分のためにやればいいのです。
そのような認識で周囲の人を愛してみましょう。
対人関係で悩むことなど無くなります。
また人は、しばしば他人と自分を見比べ、そして自分にないものを持っている相手に嫉妬しがちです。
それがいつの間にか、悔しさのあまり呪うようなことになり、関係がこじれてしまうことさえあります。
しかし、他人を羨ましがったからといって、欲しいものが手に入ったことがあるでしょうか。
何度も言うように、「あの人も不幸になればいいのに」というようなことを考えた瞬間、潜在意識はあなた自身を不幸にしようと一生懸命働きます。
嫉妬するほど自分の幸福を失うことになるのです。
もし誰かの成功に嫉妬した時は、「私もこの人のように魅力的な人間に成長しつつある」と思うようにすることです。
そうすれば、潜在意識は全力であなたを素晴らしい人物にしてくれるのです。
ただし同じ嫉妬でも、いい意味で相手をライバルとして認め自分が努力するための発奮材料になるのであれば、それは「いい嫉妬」です。
世の中の成功者にそのような競争心を抱かなかった人はいません。
人生によきライバルがいることは、とても幸せなことです。
私は困難にぶつかった時、その解決法を潜在意識に委ねます。
潜在意識の中では百人力の協力者がいて、彼らと手を組むとどんな問題もなんなく解決するからです。
潜在意識の無限の知性は、あなたがどうすべきかすべて知っています。
そして困難や選択に迫られた時に正しい答えを示し、導いてくれるのです。
ですから頭で考えても解決しない時は、潜在意識に引き渡せばいいのです。
仕事を任された潜在意識は、24時間フル稼働して解決策を探します。
それまでにあなたの意識から与えられた情報を巧みに組み合わせ、名案を発見するとすぐさま教えてくれるのです。
ふとしたタイミングで急にひらめくこともあれば、夢で暗示を受けることもあります。
あなたが信頼しさえすれば、潜在意識はいつも必ず答えを授けてくれることでしょう。