どうにもならない後悔を劇的にやめる方法とは?【結論:「もっと自分を愛します。そのままの自分を許します。」と言おう】
- 恨みや憎しみなど負の感情を持っている
- 精神論を学んでいるけど、人を許せなくて苦しんでいる
- 後悔の深みにはまっている
本記事は、このような悩みに答えます。
心の奥に溜まってしまった汚れ
人というのは過去の膨大な記憶を持っています。
その膨大な記憶の中には
- 怒り
- 恨み・憎しみ
- 許せない
といった過去の記憶である「負の遺産」があります。
当たり前ですが、すべての人間がこの許せないという「負の遺産」を持って(時にはそれを隠して)生きています。
たとえ、1個1個の出来事は些細なものであってもそれが積み重なって心の奥に鬱積して「よどみ」のようなものになっているのです。
本来人の心は水晶の輝きなのに、鬱積した「よどみ」に覆われ本来の自分の輝きが封印された状態になってしまっている人は非常に多い。
車に例えると、フロントガラスが汚れて前がよく見えない状態で走っているようなもの。
汚れによって、目の前の景色をありのままに見ることができません。
そのままでは、ガードレールや電信柱にぶつかるかもしれません。
さらに汚れがひどくなってくると大事故が起きかねない。
だから、もしあなたの心の中がそんな状態であるならばこの2つの言葉を言ってみてください。
- もっと自分を愛します
- そのままの自分を許します
あなたがあなた自身に言うのです。
はなゑ社長は言います。
「消そう」とするより「自分を許します」。
「怒り」「恨み・憎しみ」「許せない」というマイナスの想いを「消そう」「消そう」とすることは、私はおすすめできません。
なぜなら「消そう」「消そう」とすると、心は逆にそのマイナスの想いをギュッと掴んでしまうからです。
手放したいのに手放せないことになってしまいます。
それよりも、あの2つの言葉をただひたすら言うほうがいい。
気持ちが波立っている時は落ち着くまでこの2つの言葉を何度も繰り返しましょう。
もっと自分を愛しますという言霊は言っているうちに段々何とも言えないいい気持ちになってきます。
また、「ゆるす」の語源は「ゆるます」です。
そのままの自分を許しますと言っていると、自分の心が「負の遺産」をギュッと掴んで離さないでいたのが、ふぁっとほどけて手放せて、段々と心の中がスッキリ片づいてきます。
ちなみに、一人さんがおすすめする言霊の中には「もっと自分を許します」という言霊がありますが、どちらの言霊でも構いません。
しっくりくる方でOKです。
許しの魔法
- 親のことが許せない
- あの人のことが許せない
- この人、ムカつく!
と言ったり、思ったりしていると段々辛くなってきて精神的なことを勉強する人が多いと思います。(僕もそうでした)
精神的なことを勉強する、それ自体は非常にいいことなのです。
ところが、いろいろ本を読んだりしてもだいたい隣人を愛せよ的なことが書いてあります。
それができなくてもがいている人がそういう本を読むと、その精神論を使ってますます自分を責める。
精神的な勉強をしているのに、なぜ自分は許せないんだろうと苦しむのは許す順番を間違えているから。
人のことを「ゆるせない!」と言っている人が一番許せないのは誰だと思いますか?
それは自分自身です。
人を許していない自分のことが、その人よりもっと許せないのです。
だから、もっと自分を許しますと言ってください。
この世の中には「類は友を呼ぶ」という法則があります。
「私は自分を許せないんです」
と言っている人の周りには必ず
- あの人が嫌いという人
- この人のこういうところが許せないと言う人
- 会社で人のことを怒鳴りつけてばかりいる人
要は、許せない者同士が集まっているのです。
でも、もっと自分を許しますと言うようになってくると、面白いことに自分を許せる人が集まってくるようになります。
心の中で
- 誰かを責める声
- 誰かを非難している自分を責める声
がしていても構いません。
そのままの自分に
- もっと自分を愛します
- そのままの自分を許します
と言いましょう。
言っているうちに少しずつ少しずつ鬱積した「よどみ」のようなものが溶けて、やがて心は輝きを取り戻します。
そのままの自分を心から許し、愛するようになります。
目の前の人のことも許し、心から愛せるようになっていきます。
ですが、それはまだ先の話。
今はただ、ひたすら言ってくださいね。
それが最高の答え
あなたは
あの時ああすればよかった・・・
と後悔の念に苛まれたことはありませんか?
(ちなみに僕は山ほどあって、うつ病になった原因の1つがまさにこれです)
そうやって
- やろうとしなかったこと
- もしくは、やってしまったこと
を悔やみさらにまた自分を責めるけれど、後悔のない人間はいません。
本当です。
私たちだけではなく、一人さんでさえも後悔していることがあるのだそう。
ただし、一人さんは後悔の深みに足をとられることはありません。
それにはちゃんとした理由があります。
一人さんは言います。
人間の脳はどんな問題にも、その時その時の「最高の答え」しか出せないようにできているということを私は子供の頃から知っていました。
だから後悔の深みにはまらないのだと思います。
最高の答えしか出さないのは、一人さんだからですよね?
いいえ、本当はあなたもそうなのです。
納得しようがしまいが、あなたはその時の「1番いい知恵」を出し、そして精一杯のことをしました。
あなたは一生懸命生きていたのです。
でも、あの時、もうちょっと他にやりようがあったのでは・・・?
答えは
いいえ。
あの時は、それが最高でそれ以上のことはできなかったのです。
そのことをどんなに悔やんでも、あなたにとっても周りの人にとってもいいことは1つもありません。
それよりも今自分が幸せになることに意識を集中して、今の自分が最優先でやるべきことをやることです。
今あなたが最優先でやるべきことは、
その時は一生懸命だったけれど、それ以上のことができなかった自分を許すこと。
ですから、自分に言ってあげてください。
- もっと自分を愛します
- そのままの自分を許します
心の中で何を思っても構わないので言ってください。
ただひたすら、言ってください。
そして、今自分が持っているものすべてを使い、今を楽しく幸せに過ごすことに全力を傾けてみてください。
全力で幸せに生きましょう。
あなたは、幸せになるために生まれてきたのです。
本記事を書くのに参考にした本があります👇