【斎藤一人】世界は「統合の時代」に入りました
一人さんからの新しいメッセージに、
「これからは統合の時代だよ」
という言葉があります。
神様から分け御霊をもらって生まれてきた私たちは、元々神様と同じ存在。
だから、少しでも神様の考え方に近づこうよ、本来の考え方に戻ろうよ、っていうのが統合です。
今、世界は大きな流れと小さな流れの両方に変化があります。
大きな流れというのは戦争や災害、気候変動、そして新型コロナウイルスといった個人の力ではどうしようもない大きな出来事によって地球全体が学ばなければならない問題のこと。
小さな流れとは病気や人間関係、お金のことといった自分の力でなんとかしなきゃいけない修行のことです。
でもね、どちらにも共通していることがあるんです。
それは何かというと、
自分が「あちらの世界」にいる時に決めてきた
ということ。
今、この時代に生きている私たちの誰もが、
「こういう時代に私はこういう人生を生きることで魂を磨く」
と決めてきているんですね。
目の前で起きている様々な出来事はどれも自分の魂を成長させるために起きているだけだし、全部あちらの世界にいる時に自分で決めてきた。
そのことを思い出しなって一人さんは言います。
あなたの周りに嫌な人がいるかもしれませんね。
だけどそれは、あの世にいる時にあなた自身が「嫌な役回りだけど今世引き受けてくれませんか?」って頼んできたの。
「その嫌なことを私は魂を磨く修行とします」ってあなたが頼み込むから、相手は引き受けてくれている。
あなたの周りにいる人は、みんな名脇役なだけ。
だから腹を立てるどころか、「嫌な役を演じてくれてありがとう」の気持ちを持ってもいいくらいなんです。
嫌なことをされた時ただ腹を立てたり泣いたりするだけで、
「あの人のせいでうまくいかない」「なぜ私ばかりこんな目に・・・」
と思うのは分離(対立)の考え方。
分離の考え方になると、あらゆる出来事を周りや環境のせいにしてしまいます。
だけどこれでは嫌な気分になって終わるだけだし、その嫌な波動がもっと嫌なことを引き寄せるだけです。
そうじゃなく、
- 私だけはこういうことをしないようにしよう
- 嫌なことをされると、こんな気持ちになるんだな
- 嫌なことをされて悩んでいる人がいたら、寄り添ってあげよう
って自分の学びを深めるチャンスと思えたら、それは「統合」に変わる。
統合の考え方ができるようになると、嫌な相手に対する気持ちって全然違ってきますね。
嫌なことを受け止める、自分の心も違ってくる。
このことをわかっている人は、ちょっとしたことで落ち込んだり悩んだりしなくなるから人生がまるで変わってきちゃうんです。
病気だって同じです。
大抵の人は病気を悪者として捉えるのですが、それだと分離の考えですから嘆けば嘆くほど状況は悪化します。
だけど病気をした時に、
「元気でいることのありがたみがわかったよ。病気さんありがとう」
そう思えたら統合ですから、魂はドカンと成長します。
起きる出来事のすべてに1つ1つ感謝しながら生きる。
これを何十年も前から徹底的に心がけているのが一人さんです。
そんな一人さんの周りには嫌な人なんて1人もいないし、どんな重い病気にかかっても必ず奇跡の回復を遂げてきた。
統合の考えがいかに人生を左右するかわかりますね。