包丁も魂もガリガリ削られて磨かれます
お金の問題を抱えており少しずつ状況は良くなっているように見えますが、なかなか解決とまではいかず苦しいです。少しずつでも良くなっているのなら、この先は明るいでしょうか?
包丁って作ったばかりの時は刃が歪んでいたり、ギザギザになってたりするの。
そういうのをまずは「荒砥」と呼ばれる粗い砥石で研いでいきます。
ガリガリ削りながらざっとならすんだよね。
それが終わると、次は中砥という荒砥よりきめの細かい砥石で磨きます。
で、最後は「仕上げ砥」という微細な砥石で刃の表面をツルツルに磨き上げ、切れ味をよくする。
包丁ってガリガリ削るからこそ磨かれていいものができるんだ。
この流れが実は人生と似ていて。
魂が未熟な時は、起きる出来事がいちいち大問題に感じるの。
まだ問題解決するための知恵がないから、ちょっとしたトラブルや障害があるだけでそれこそ大変な目に遭っちゃうんだよね。
だけど、迷ったり失敗したりしながらちょっとずつ問題を解決していくうちにだんだん知恵がついてくる。
荒砥みたいな問題でガリガリ削られるうち、ちょっと魂が研がれるの。
そうすると些細なことでは転ばなくなり、次はもう少しハードルの高い問題が出てくる。
でもね、すでに幾分知恵がついているから前ほど辛くはない。
中砥レベルなんだよね。
で、さらに中砥で磨かれるとほとんどの問題は解決できるようになっちゃうの。
その先は仕上げ砥の域に入るから、生きることが本当に楽になる。
魂をより成長させるためにツルツルに磨き上げられるだけなんです。
これになぞらえるとあなたは今荒砥か中砥にいると思うんだけど、少しはよくなっていると思えるのならそれは確実に研ぎ進んでいるということだよ。
もがきの中で間違いなくあなたの魂は成長している。
そう思って安心しな。
悩みはどんどん小さくなっていくよ。
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