【体験談】大借金と職場のいじめ地獄から脱出させてくれたマーフィーの本
本記事は、マーフィーの法則で成功した人の体験手記です。
親からは勘当され職場では壮絶ないじめ
10年ほど前経営していた居酒屋が倒産し、残ったのは背負いきれないほどの借金だけ。
負債の処理で家族や親戚と揉め、親からも勘当。
故郷を追われた私は、放浪の末に滋賀県の小さな町に住み着きました。
とにかく腰を落ち着けようと、ハローワークで紹介されて働き出した大手飲食店。
ここで会社ぐるみの理不尽ないじめが始まったのです。
聞くに耐えない言葉の暴力、小突かれたり殴られたり。
凍り付く冬の夜、用事を頼まれて外に出た途端鍵をかけられ極寒の戸外に何時間も閉め出されたこともあります。
でも辞めればわずかな収入も途絶えますし、会社の寮を出たら行く当てさえありません。
食事も喉を通らず、仕事後は安酒を浴びながら死ぬことばかり考えていました。
そんな中昨年の暮れ、マーフィー 眠りながら巨富を得るを目にしたのはお酒を買いに行った帰りにふらっと立ち寄った書店でした。
特にそれまで関心はなかったのですが、その時はなぜか妙に気になり気が付いたら手に取っていたのです。
記事を読んで「ほんまかいな」と思いましたが、なんとなく強い縁を感じそれからは毎晩寝る前に読むようにしました。
朝は「神様、私は私の富に対して感謝しています」と何度も唱えてから仕事に向かいました。
突然かかってきた電話に命を救われた
その間もいじめは収まるどころかエスカレートする一方。
「もう限界や」と思った今年4月初め、携帯に妹から突然電話が入りました。
10年間両親とは完全な絶縁状態。
妹とは盆と正月にだけメールをするぐらいでした。
「どうしたんやろ」と電話に出ると、いきなり「兄ちゃん、今何しているの?ちゃんと食べていけてるの?」と心配そうに聞かれました。
誰も頼るまいと考え実際にそうしてきた私ですが、その時は遺言のつもりですべてを打ち明けました。
すると翌日、今度は母親から電話があり「あんた、そんな会社はすぐ辞めなさい。必要なお金は私が何とかしてあげるさかい。とにかく1度こっちへ来なさい」と言うのです。
母はもう70過ぎ。
コツコツと年金を貯めた中からお金を援助してくれるというのです。
私は携帯を握りしめ、声を上げて泣きました。
結局母は私が滞納していた国税の残りを全納してくれたばかりか、引っ越し代、当座の生活費など200万円近いお金を援助してくれました。
あの電話は、まさしく「命の電話」でした。
年老いた母に、私は命を救われたのです。
もちろん、会社はすぐに辞め新しいアパートにも引っ越しました。
それからは運命が音を立てて好転していく気がしました。
新しい仕事もすぐに見つかりました。
福祉施設の食事担当ですが、この時も非常に恵まれたと思います。
面接で前の会社を辞めた理由を聞かれ、
- 自分が事業に失敗したこと
- 国税を滞納していたこと
- 会社で激しいいじめを受けていたこと
などを正直に話しました。
すると社長は「辛かったろうけどよく頑張ったね。うちなら安心だから、明日から来なさい。」と、その場で即決採用してくれたのです。
これからは、生まれ変わった気持ちで人生をやり直すつもりです。
心配や不安は全くありません。
潜在意識の導きがあるからです。