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【幸せ論】病気で最愛の人を失って悲しい

kuroshima
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一人さんへの質問

3年以上闘病生活に苦しんだ夫を最近亡くしました。

夫はまだ41歳でした。

夫は私の人生の道しるべでした。

生きがいでした。

子供はいませんでしたが、2人なら楽しく生きていけると信じて疑いませんでした。

その最愛の人を失って私は1人ぼっちです。

この先何を楽しみに、何を頼りに生きていけばいいのか分かりません。

将来に希望どころか生きる意味さえも見つけられないでいます。

斎藤一人さんのご著書の中に、「人は幸せになるために生まれてきたの。うんと魅力的になって幸せになるよって神様と約束してこの世に生まれてきたんです」という言葉を見つけて、涙が止まりませんでした。

「夫は本当に幸せだったのか」「この先私1人だけが幸せになっていいのか」。

そんな風に考えると、答えが出ずにますます悪い方に考えてしまいます。

私は本当に幸せになってもよいのでしょうか。

夫はそれを許してくれるのでしょうか。

どうか今後の生きる道しるべとなるようなお知恵を教示いただきますようお願いします。

一人さんの回答

幸せになるかどうかはその人の気持ち次第なんです。

辛いところ厳しいことを言うようだけど、まずね、旦那さんに幸せにしてもらおうというのが間違いなんです。

幸せっていうのは自力でなるものだから。

自力でなるものなんです。

奥さんは奥さんで幸せになるの。

旦那は旦那で幸せになるの。

幸せが2つくっつくとダブル幸せなの。

分かるかい?

不幸な人と幸せな人がくっついたってしょうがないの。

人っていうのは自分で幸せになるの。

それから、この人が最後に言ってた言葉が「私は幸せになっていいのかしら」「旦那を置いて幸せになっていいのかしら」。

幸せにならなかったら、私はずっとあなたの相談に乗ってあげなきゃいけないんですかってことになる(笑)。

不幸は周りが迷惑するんです。

不幸そうな顔をしていること自体が迷惑なの。

人間というのは幸せになると決意して生まれてきたんだから、幸せになるの。

どんな状況でもならないといけないの。

自分が幸せになれば、世の中から不幸な人間が1人減るの。

いいかい。

みんなが1人ずつ自分を幸せにしたら、この世の中に不幸な人はいなくなるの。

旦那さんも人がいいから、ついうっかり「お前を幸せにするから」って言っちゃったのかもしれない。

人は他人を幸せにできないの。

人間っていうのは、給料を稼いできてあげるとか、家に住ませてあげるとかはできる。

だけど、幸せになるかどうかはその人の心持ち次第なの。

分かる?

だから、世の中にはあなたよりももっと不幸な人は山ほどいるの。

あなたが神様に約束してきたことは、「これでも幸せに生きる」ということなの。

分かるかい?

だから、まず自分を許すこと。

で、先に死んだ旦那も許すこと。

それしかしょうがないの。

だから、「本当にうちの旦那は幸せでしたか?」って私に言われても、申し訳ないけど分からない。

今日はもうこれぐらいにしておきましょう。

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